薬剤師と介護従事者

近年では、高齢化社会が進んでいき、そのため介護職の需要が高まってきました。

介護職は、生半可な気持ちで行えるものではありません。

血がつながった身内であっても、人の世話をするのは大変なのに、それが、他人であればなおさらであります。

ですが、冒頭でもある様に、高齢化社会が進めば介護を必要とする方は多くなっていくでしょうし、これからも介護職の需要は伸び続けていく事でしょう。

そうなると、薬剤師は服薬指導を患者に対してだけではなく、介護をする側の介護従事者に行わなければならない事もあるのです。

介護従事者にも資格などはありますが、介護従事者は医師や看護師とは違い、医療行為を行ってよいわけではありません。

ですから、介護施設での健康診断や予防接種などでは、医師や看護師に薬剤師などが赴く事になります。

現在の医療の在り方はチーム医療が進み、医療従事者も、それぞれの役割をこなさなければならないでしょうし、介護従事者は、医療には参加しませんが、患者などを介護する立場として、参加していく事になるでしょう。